企業のさまざまな製品が並んだ会場＝鈴鹿市算所２の鈴鹿ハンターで

　鈴鹿市算所２のショッピングセンター「鈴鹿ハンター」で２０日、市内の中小企業が製品や最新の技術を紹介する「ものづくり企業交流会」があった。

　市ものづくり産業支援センターが呼び掛け、製造業を中心に２６社が出展。工具や石材で作った表札、チタン製のマフラー、介護が手軽にできる椅子など多彩な製品を並べ、市や企業の担当者が買い物客らに説明した。地元の鈴鹿医療科学大や鈴鹿大、鈴鹿高専、稲生高校なども出展。ＡＧＦ鈴鹿はコーヒーなどの試飲コーナーを設け、２０００人ほどが訪れた。

　市内には大手の自動車や電機メーカーなどの工場があり、製造業が盛ん。製品や技術を知ってもらおうと、支援センターが毎年この時期に交流会を続ける。市役所１階ロビーにも「ものづくり産業展示コーナー」を設置し、約３週間ごとに市内の企業の製品を紹介している。（酒井直樹）

（2019年1月22日　中日新聞朝刊北勢版より）