賞状を受け取るレシピコンクールの受賞者ら＝名古屋市中区の県歯科医師会館で

　第３９回県学校歯科保健研究大会（県歯科医師会主催）が１８日、名古屋市中区の県歯科医師会館で開かれた。レシピコンテストや歯科衛生に関するポスターなどの表彰があった。

　よくかんで食べるために工夫した料理のレシピを募ったコンテストには３０９点の応募があった。高齢者向け部門では、名古屋女子大３年千田佳那さん（２０）の「夏野菜たっぷりのやさしいあんかけそうめん」が金賞に輝いた。

　角切りのたくあんやリンゴでよくかむように工夫し、あんを絡めてお年寄りにも食べやすくした点などが評価された千田さんは「簡単なので、福祉施設などで作ってほしい」と話した。

　豊田市平井小の加藤やよい養護教諭らの講演もあり、小学校で３年間、歯の磨き方を指導したことにより、給食後の歯磨き率が５０％から９０％以上に上昇した事例などを紹介した。

（2018年11月20日　中日新聞朝刊県内総合版より）