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イベント  2018.10.30

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自閉症の子 個性どう伸ばす 守山でシンポ

オリジナル曲などを演奏した(左から)垣内さん、野呂さん、楽守さん=守山区小幡南の守山文化小劇場で

オリジナル曲などを演奏した(左から)垣内さん、野呂さん、楽守さん=守山区小幡南の守山文化小劇場で

 自閉症の子どもを育てる親らによるシンポジウム「あなたが知ってる障がいってなに?」(中日新聞社会事業団後援)が28日夜、守山区小幡南の守山文化小劇場であった。自閉症の次男(14)を育てる岐阜県飛騨市の都竹淳也市長ら6人が来場者からの質問に答えた。(大沢悠)

 椙山女学園大の学生や県内の高校生ら50人が訪れた。会場からは「子育てをする中でどのようなことを感じているか」「子の個性を伸ばすにはどうしたらいいか」など質問が挙がった。都竹市長は「米粒ほどの成長でも見つけるとうれしい」と話した。県自閉症協会の花島紀秀理事は、重度の知的障害がある自閉症の子どもであっても「本人の意志を尊重してほしい」と訴えた。

 シンポジウムの前には、三重県松阪市の垣内章伸さん(55)と自閉症の長男・楽守さん(24)によるバンド「RAMO(ラモ)」と、同じく同市の野呂明音さん(34)のピアノによる演奏もあった。3人はRAMOのオリジナル曲「イマイキテル」など5曲を披露した。

 シンポジウムは、垣内さん親子を10年間取材した本「イマイキテル 自閉症兄弟の物語」を出したスロバキア在住の編集者増田幸弘さん(55)らが主催した。

(2018年10月30日 中日新聞朝刊なごや東版より)

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