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イベント 2018.10.25
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トリエンナーレで社会の課題も共有 名古屋で鷲田さん講演

あいちトリエンナーレの狙いを語る鷲田さん=名古屋市千種区の椙山女学園大で
金沢21世紀美術館元キュレーターの鷲田さんは、金沢市のアートによるまちづくりが成功し、同館に年間230万人が来場するようになったことを紹介。「情の時代」をテーマに開かれるあいちトリエンナーレに向けた抱負も語った。
鷲田さんは「情という言葉には情報のほか、感情、同情という意味が込められている」と説明。近年、戦争にも使われるようになったドローンの、平和利用とは異なる側面を警鐘する作品などを映像で見せながら「現代社会の問題を提示できる力が美術にはあるのではないか。トリエンナーレを通じて、そうした問題や課題を共有できればいいと思っている」と話した。
講座は、同大の情報発信拠点「椙山人間学研究センター」が主催する通年講座。学生や市民ら70人が参加した。
(2018年10月25日 中日新聞朝刊県内総合版より)