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スポーツ  2018.10.29

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全日本大学女子駅伝 名城大V2 3区・高松で首位浮上

2連覇を達成し、笑顔でゴールに飛び込む名城大の6区・青木和=仙台市で(伊東朋子撮影)

2連覇を達成し、笑顔でゴールに飛び込む名城大の6区・青木和=仙台市で(伊東朋子撮影)

 第36回全日本大学女子駅伝対校選手権(6区間・38キロ)が28日、仙台市内で行われ、名城大(愛知)が2時間5分26秒で2年連続3度目の優勝を飾った。1位と23秒差でたすきを受けた3区の1年生、高松智美ムセンビ(18)が2人を抜いてトップへ。そのまま1度も先頭を譲らず、2連覇を達成した。

■強さ見せつけた

 名城大の強さを見せつけたレースだった。1区の和田(1年)が勢いをつけた。長野東高時代、全国高校駅伝で2年連続1区で区間賞を取ったスペシャリストが、区間1位でつないだ。

 圧巻は3区の高松。2区で3位に後退したものの「どんな順位でたすきをもらっても1番で次に渡す。気持ち良くスタートできた」と強心臓ぶりを発揮した。仙台入りした4日前から4度も試走し、コースの特徴を覚えた。「先輩たちにコースのポイントを聞いて、本番で不安なく、思い描いた走りができた」。前半は抑え気味だったにもかかわらず、1キロ付近で2位に出ると2キロ過ぎで1位をとらえ、独走態勢をつくった。

■笑顔でゴール!

 6区の青木主将(4年)は「チーム全員の思いがこもったたすきを1番でゴールに届けられて良かった」と笑顔でゴールした。しかし内容には満足していない。「今回は前を走った選手に助けられた。もう一つの目標、年末の富士山女子駅伝は主将として、上級生として引っ張りたい」。さらに完成度の高い名城大を見せる。 (伊東朋子)

(2018年10月29日 中日新聞朝刊21面より)
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