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学生活動  2018.09.25

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夜回りで安全なまちへ 金沢工大生、3町内会と協力

夜回り活動をする学生や町内会のメンバー=野々市市扇が丘で

夜回り活動をする学生や町内会のメンバー=野々市市扇が丘で

 金沢工業大(野々市市)の学生団体「SoRA」が、学生と地域住民をつなげる防災活動を続けている。昨年から3町内会と夜回り活動を続けているほか、11月には同大で防災ワークショップを開く。団体のリーダーを務める建築学科3年の牧添弘都(まきぞえひろと)さん(21)は「災害発生時はスムーズに地域で連携することが大切」と話す。(冨田章午)

 SoRAは、市内で実施される防災教室などに参加する学生団体として2012年に発足。1〜3年生23人が所属している。夜回り活動は17年1月から毎月第3金曜の夜に同大近くの扇が丘、高橋町、本町二の3町内会と一緒に取り組む。以前は3町内会で活動してきたが、町内会メンバーが高齢化したため、SoRAに協力を依頼した。

 21日夜は、学生や町内会役員ら25人が夜回り活動に参加。拍子木や赤色灯を持って各町内を巡った。扇が丘町内会の小浦建次会長(71)は「若い人たちが協力してくれることはもちろん、親睦を深められるのもうれしい」と語った。
 
■11月に防災ワークショップ

 11月下旬には、同大で専門家を招いた防災ワークショップを開く。学生や地域住民が自分の住む町内の危険箇所について話し合い、地図に書き込んでもらう予定だ。牧添さんは「町内の人たちと交流することで、地域のイベントにも参加しやすくなる。防災活動を楽しみながら続けていきたい」と意気込んでいる。

(2018年9月25日 北陸中日新聞朝刊金沢総合版より)

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