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学生活動 2018.09.21
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星城大生考案スイーツ 商品化 知多 佐布里梅使った6種
東海市の星城大経営学部で「地域ブランド開発」を研究するゼミの学生が、知多市の菓子店などと同市の佐布里(そうり)梅を使った6種類のご当地スイーツを考案し、商品化が実現した。学生の中心になって取り組んだ4年の成原理都(りと)さん(21)は「うれしい。どれもさっぱりとして、甘すぎない味に仕上がりました」と自信を持って薦める。(稲垣時太郎)
スイーツは、ダックワーズ(焼き菓子)の「ちたの梅」とゼリーの「梅のしずく」、まんじゅうの「梅の香」、青梅と梅干しのようかん、チョコの「梅ちょ子」。
ようかんは寺本饅頭(まんじゅう)本舗(知多市八幡)で販売中。ダックワーズとゼリー、まんじゅうは森田屋伸嘉(同)で10月、チョコはケーキハウス新栄堂(知多市新知東町)で11月にそれぞれ並ぶ予定だ。
ゼミの担当教授の傍嶋則之さん(56)が2016年、尾張地方の各市町村に「地域ブランドの商品を一緒に作りましょう」と持ち掛けた。知多市が提案に乗り、17年度に補助金を出した。
当時3年生だった成原さんらゼミ生は、市内の菓子店や観光協会、商工会などに声を掛けて「地域ブランド化推進事業意見交換会」をつくった。会のメンバーとアイデアを出し合い、佐布里梅を使った6種類のスイーツを開発することに決まった。
試作品を完成させ、17年10月にあった市産業まつりの会場で、来場者に試食してもらった。「梅は苦手だけど、これなら大丈夫」「すっぱすぎる」「ありきたりでは」。さまざまな意見を反映させて味や大きさ、形を改善した。
今年2月の佐布里池梅まつりの会場で再び来場者に味わってもらうと、「おいしい」と好評。3月に商品化が決まった。
名古屋市に住む成原さんは「以前は知多半島をひとくくりで見ていたけれど、知多市としての魅力に気付けた」という。「知多市の皆さんが、地域ブランドの商品を作ったことに意義がある。そのお手伝いをさせていただけた」と振り返った。
(2018年9月21日 中日新聞朝刊知多版より)
スイーツは、ダックワーズ(焼き菓子)の「ちたの梅」とゼリーの「梅のしずく」、まんじゅうの「梅の香」、青梅と梅干しのようかん、チョコの「梅ちょ子」。
ようかんは寺本饅頭(まんじゅう)本舗(知多市八幡)で販売中。ダックワーズとゼリー、まんじゅうは森田屋伸嘉(同)で10月、チョコはケーキハウス新栄堂(知多市新知東町)で11月にそれぞれ並ぶ予定だ。
ゼミの担当教授の傍嶋則之さん(56)が2016年、尾張地方の各市町村に「地域ブランドの商品を一緒に作りましょう」と持ち掛けた。知多市が提案に乗り、17年度に補助金を出した。
当時3年生だった成原さんらゼミ生は、市内の菓子店や観光協会、商工会などに声を掛けて「地域ブランド化推進事業意見交換会」をつくった。会のメンバーとアイデアを出し合い、佐布里梅を使った6種類のスイーツを開発することに決まった。
試作品を完成させ、17年10月にあった市産業まつりの会場で、来場者に試食してもらった。「梅は苦手だけど、これなら大丈夫」「すっぱすぎる」「ありきたりでは」。さまざまな意見を反映させて味や大きさ、形を改善した。
今年2月の佐布里池梅まつりの会場で再び来場者に味わってもらうと、「おいしい」と好評。3月に商品化が決まった。
名古屋市に住む成原さんは「以前は知多半島をひとくくりで見ていたけれど、知多市としての魅力に気付けた」という。「知多市の皆さんが、地域ブランドの商品を作ったことに意義がある。そのお手伝いをさせていただけた」と振り返った。
(2018年9月21日 中日新聞朝刊知多版より)