衛星画像を見て周囲の環境を調べる児童＝野々市市情報交流館カメリアで

　野々市市内の小学生に科学の面白さを伝える「カメリアキッズ」が２４日、市情報交流館カメリアであり、４〜６年生１５人が衛星画像の解析に挑んだ。

　金沢工業大の徳永光晴教授と同大３、４年のゼミ生１７人が講師を務め、衛星画像を解析するソフトの使い方などを児童に教えた。

　児童はアイスランドやピラミッドといった興味がある国や名所の衛星画像を見ながら、周囲の環境などを調べた。鹿児島県の桜島を調べたという菅原小４年の男子児童（１０）は「画像から大きさを調べ、かなり大きいことが分かった。今度は実際に足を運んでみたい」と話した。　（冨田章午）

（2018年8月26日　北陸中日新聞朝刊金沢総合版より）