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スポーツ  2018.08.11

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作田逆転 初優勝 中部学生ゴルフ

男子優勝の作田大地(左)と女子優勝の酒井里奈=さなげCCで(児玉光雄撮影)

男子優勝の作田大地(左)と女子優勝の酒井里奈=さなげCCで(児玉光雄撮影)

 第48回中部学生ゴルフ選手権は10日、愛知県のさなげカントリークラブ(男子パー70、女子パー72)で後半を行い、男子は作田大地(金沢学院大3年)がスコアを3つ伸ばしての通算7アンダーで、女子は酒井里奈(愛知大2年)が通算3アンダーでともに初優勝した。日本学生ゴルフ選手権に男子上位13人、女子上位6人が出場する。また男子上位3人には来年度の中部オープンの出場資格が与えられた。

■緊張18番パット しっかりヒット

 男子は作田が逆転で初優勝を飾った。前半一時は首位の織田に2打差をつけられたが15番で並び、17番で織田がボギーを打って単独首位となり、タイトルを手にした。

 最終18番、1メートルのパーパット。「リードしているのがわかっていたから緊張した」と振り返るが、しっかりヒットできた。ジュニア時代から全国で上位の成績を残していたが、進学は強豪ではない地元石川の大学を選んだ。「金銭面が理由です」と作田。

 父から教わったゴルフは独学で技術向上を図る。「大好きなジャスティン・ローズの映像を見ながら研究しています。トップの形とかリズムとかスイングが格好いい。まだ僕は汚いけど」と笑った。

 日本学生は2年ぶりの出場となる。「頑張って父を喜ばせたい」と話す。 (児玉光雄)

■女子は酒井V 逃げ切り3打差

 女子は酒井が2位に3打差をつけて初優勝した。「いつもは緊張しないけど、今回は絶対優勝するんだって気持ちでいて、初日首位だったから、なお緊張しちゃって苦しかった」と正直な気持ちを吐露した。

 それでも1番でいきなり15ヤードのアプローチをカップインさせるなど4バーディー、3ボギーの1アンダーで逃げ切った。

 高3のとき、男子の岐阜オープンで予選を突破し、話題を集めた逸材。「狙って勝てた。母が喜んでくれるのがうれしい」と笑顔を見せた。

(2018年8月11日 中日スポーツ6面より)

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