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イベント  2018.07.24

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珍しいチョウや昆虫集合 中部大 名古屋キャンパスで標本展

チョウの標本を見る男子児童=中区千代田5の中部大名古屋キャンパスで

チョウの標本を見る男子児童=中区千代田5の中部大名古屋キャンパスで

 希少なチョウや昆虫の標本を展示する「藤岡蝶類コレクションと昆虫学の現在」が23日、中区千代田5の中部大名古屋キャンパスで始まった。8月31日まで。入場無料。

 チョウ研究で知られる元東海大教授の藤岡知夫さん(83)のコレクションで、中部大が3年前に寄贈を受けた。約22万匹、1700箱は個人による国産チョウの収集としては最大規模で、毎年1回夏休み期間限定で一部を公開している。今年は、目のような模様が特徴的なヒメヒカゲなど、希少種11種17箱の標本を展示。会場には藤岡さんの標本の他、三河昆虫研究会のチョウなどのコレクションが並び、DNA解析による最新の研究成果も東京大が紹介している。

 見学に訪れた上名古屋小4年の男子児童(9つ)は「近くの公園にはいつも同じようなチョウしかいないけど、ここはたくさんのチョウが見られてすごい。自由研究で自分も標本を作ってみたい」と展示に見入っていた。

 7月28日、8月26日には専門家の講演会があり、7月は希望者に生きたカイコがプレゼントされる。 (岡屋京佑)

(2018年7月24日 中日新聞朝刊市民版より)

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