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中日新聞掲載の大学記事

2010.01.29

大学、短大生に厳冬 就職内定率63.8%

■県調査 前年比13ポイント減

 県内の大学、短大を3月に卒業予定の学生の就職内定率は63.8%で、前年と比べ13.1ポイント低下していることが、県の調査で分かった。

 県就業促進課によると、就職を希望する学生のうち、2009年末の段階で就職先が内定していたのは、大学生が64.6%(前年比13ポイント減)、短大生が57.4%(同13.8ポイント減)。05年から08年まで県内の学生の就職内定率は少しずつ上がっていたが、この1年で若年者の雇用が冷え込んでいる状況が明らかになった。

 調査は県内の大学25校、短大14校を対象に実施した。県就業促進課の担当者は「一昨年秋のリーマン・ショックから業績が回復せず、新規雇用まで手が回らない企業が多い」と話している。

 県は2月2日、名古屋市中区栄の中日ビル12階「ヤング・ジョブ・あいち」で福祉関連企業が参加する会社合同説明会、就職面接会を開催。同22日には同ビル5階の中日パレスでも開き、就職を支援する。(問)県就業促進課=電052(954)6366

(2010年1月29日 中日新聞朝刊県内版より)
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