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2010.01.29
自治担い手 若者に照準 市長、名城大訪問 学生に立候補訴え
地域委員会のモデル事業に、大学生らに参加してもらおうと、市が躍起になっている。地域活動と縁遠かった若者の中から自治の担い手を発掘する狙いがある。28日は、河村たかし市長が天白区の名城大を訪れ、学生に「立候補したってちょ」と直談判した。 (白石亘)
地域活動を担う学区連絡協議会は中高年が大半を占め、若くてもPTAの母親ら。そこで地域委では、投票に参加できる年齢を18歳に引き下げ、委員への立候補もできるようにした。若者の感覚を街づくりに反映させ、地域委の清新さもアピールする。
市はモデル地域の近くにキャンパスがある金城学院大(守山区)や市立大(瑞穂区)など4大学に、地域委の冊子を配布。この日は、モデル地域の天白区表山学区に隣接する名城大を、河村市長と学区の住民ら30人が訪れて啓発した。
市長はラウンジなどを回り、100人ほどの学生に「皆さんも自分らの学生街をこうしたいと、提言してほしい」と訴えた。
ただ認知度不足もあって、学生の反応はいまひとつ。農学部3年の内藤太紀(ひろき)さん(21)は「(地域委の予算は)大金なので、責任を感じる。結果も求められるだろうし」と話し、荷が重いといった様子だった。
(2010年1月29日 中日新聞朝刊市民版より)
地域活動を担う学区連絡協議会は中高年が大半を占め、若くてもPTAの母親ら。そこで地域委では、投票に参加できる年齢を18歳に引き下げ、委員への立候補もできるようにした。若者の感覚を街づくりに反映させ、地域委の清新さもアピールする。
市はモデル地域の近くにキャンパスがある金城学院大(守山区)や市立大(瑞穂区)など4大学に、地域委の冊子を配布。この日は、モデル地域の天白区表山学区に隣接する名城大を、河村市長と学区の住民ら30人が訪れて啓発した。
市長はラウンジなどを回り、100人ほどの学生に「皆さんも自分らの学生街をこうしたいと、提言してほしい」と訴えた。
ただ認知度不足もあって、学生の反応はいまひとつ。農学部3年の内藤太紀(ひろき)さん(21)は「(地域委の予算は)大金なので、責任を感じる。結果も求められるだろうし」と話し、荷が重いといった様子だった。
(2010年1月29日 中日新聞朝刊市民版より)