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イベント 2018.06.27
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重文旧内田家住宅 指定の歩みを学ぶ 南知多郷土研総会
南知多町などの歴史愛好家でつくる南知多郷土研究会の総会が同町内海の旧内田家住宅であり、会員50人が出席した。
同住宅は、江戸時代後期から明治時代初期にかけて廻船業で栄えた内海地区を代表する大船主内田佐七の家屋。沢田利久会長(67)は昨年、国の重要文化財(重文)に指定されたことに触れ「観光ボランティアとして案内をしている身としては実にうれしい」とあいさつ。同会が5月に発行した郷土研究誌「みなみ」105号は重文指定の記念特集号でゆかりのある人々が寄稿した。
本年度の事業計画案や収支予算案、役員案などを承認した後、研修会を開催。同住宅の研究に携わってきた日本福祉大の曲田浩和教授(52)=江戸時代史=が「重要文化財指定に至るまでの歩み」と題して講演した。30年ほど前に研究が始まった経緯や関わった人々、同住宅の価値などを紹介。今後は「太平洋側に廻船屋敷群として残る地域は他にない。同住宅を拠点に、廻船の町として地域を整備していっては」と提案した。
(2018年6月27日 中日新聞朝刊知多版より)
同住宅は、江戸時代後期から明治時代初期にかけて廻船業で栄えた内海地区を代表する大船主内田佐七の家屋。沢田利久会長(67)は昨年、国の重要文化財(重文)に指定されたことに触れ「観光ボランティアとして案内をしている身としては実にうれしい」とあいさつ。同会が5月に発行した郷土研究誌「みなみ」105号は重文指定の記念特集号でゆかりのある人々が寄稿した。
本年度の事業計画案や収支予算案、役員案などを承認した後、研修会を開催。同住宅の研究に携わってきた日本福祉大の曲田浩和教授(52)=江戸時代史=が「重要文化財指定に至るまでの歩み」と題して講演した。30年ほど前に研究が始まった経緯や関わった人々、同住宅の価値などを紹介。今後は「太平洋側に廻船屋敷群として残る地域は他にない。同住宅を拠点に、廻船の町として地域を整備していっては」と提案した。
(2018年6月27日 中日新聞朝刊知多版より)