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学生活動 2018.06.01
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公務員目指す学生ら 自治体の課題に提言 日本福祉大

学生に美浜町の家庭ごみの現状を説明する職員=美浜町の日本福祉大で
実際の街づくりにかかわることで、行政の仕事を実感し、公務員を目指すモチベーションを高めてもらおうと初めて企画。1年生を中心に70人が参加する。
31日は、県と東海市、美浜町の職員が教壇に立ち、グループごとに分かれてそれぞれの自治体が抱える課題を説明した。美浜町の職員は、名鉄知多奥田駅近くに計画している運動公園の活性化策や、県内でワースト4位となっている町民1人当たりの可燃ごみの減量方法などを学生に問い掛けた。今後、学生が課題ごとに解決策を議論。住民らに評価してもらった上で検討し直し、11月に発表する。
行政専修の専修長を務める末盛慶准教授は「行政の抱える課題や職員の熱をリアルに感じながら、地域貢献につなげてもらえる貴重な体験になる」と話している。
(2018年6月1日 中日新聞朝刊知多版より)