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学生活動  2018.03.31

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新作あんまき 若い視点で 知立市職員、愛知大生と開発

出来上がったあんまきを試食する学生ら=知立市中央公民館で

出来上がったあんまきを試食する学生ら=知立市中央公民館で

 愛知大地域政策学部(豊橋市)の学生と知立市の若手職員たちが、知立名物「あんまき」の新商品を開発するプロジェクトに取り組んでいる。出来上がった商品は、市内の観光地でのモニター調査を経て、秋の大学祭で販売される。(土屋晴康)

 学生は豊橋市を中心に活動をしている地域貢献クラブ「ACCOMPANY(アカンパニー)」の14人。同学部の鈴木誠教授が知立市の第6次総合計画審議会の会長を務めているのが縁となり、20〜30代の職員グループ「まち・ひと・しごと創生若手職員プロジェクト」、「大あんまき」で有名な菓子店「藤田屋」(知立市山町)とプロジェクトを2月に立ち上げた。

 既に市中央公民館で学生らのアイデアを基につくったあんまきの試食会を開催。生地にほうじ茶や紅茶を加えたり、あんに「マカダミアナッツとキャラメル」「生クリームとミックスベリー」を合わせたりとさまざま。ポテトサラダを巻いた総菜あんまきや、着色料で染めた青やピンク色の生地など、目にも舌にもユニークな新あんまきが出来上がった。

 試食したメンバーからは「意外と合う」「紅茶の風味がもっとあってもいい」などと感想が聞かれた。学生代表の杉浦文華さん(21)は「ポテトサラダなどは会社員にも買ってもらえるのでは」と手応えを語った。試食会の講評を基に改善し、秋の大学祭での販売を目指す。

 藤田屋の藤田正悟専務(31)は「新しい発見があり、勉強になった。社内でもアイデアを共有したい」。市企画政策課の落合翔太さん(30)は「あんまきは知立を代表する地域資源。若者視点で発信してもらうことで、若い世代への認知度を向上させ、その結果、若者の定住につながれば」と期待した。

(2018年3月31日 中日新聞朝刊西三河総合版より)

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