日本福祉大の学生から教わりながらロープのはしごの上を走る子ども＝美浜町の南知多おもちゃ王国で

　美浜町奥田の南知多おもちゃ王国で２５日、同町の日本福祉大の学生が、子どもにスポーツの基本となる走り方を指導するイベントがあった。

　日本福祉大の植田真帆助教（４１）が講師を務めるカリキュラム「ふくしフィールドワーク実践」の一環。受講する１、３年生５人が子どもに楽しく走り方を学んでもらうため自らメニューを考案した。

　この日は、来園した子どもらに呼び掛けて参加者を募集。芝生広場の地面に投げ輪やロープのはしごを置き、子どもたちに「ケンケンパ」やかに歩きをしてもらい、学生が「姿勢を良くして」「腕を大きく振るのがコツ」などと体の使い方を助言した。

　植田助教は「子どもたちのおかげでイベントが盛り上がった。スポーツを楽しむだけでなく、どうすれば上達するかのコツを伝えられたら」と話した。（小西数紀）