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学生活動  2018.02.18

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自慢のロボ 大バトル 輪島で本大会 金沢工大チーム 敗れ雪辱を誓う

白米千枚田をイメージしたリングで自作のロボットを競わせる参加者=輪島市文化会館で

白米千枚田をイメージしたリングで自作のロボットを競わせる参加者=輪島市文化会館で

 自作の無線操縦型ロボットで対戦する「第4回のとロボット競技輪島大会」のバトルロボット部門本大会が17日、輪島市文化会館で開かれ、全国の48チームが熱戦を繰り広げた。

 高校生や大学生、社会人の操縦するロボットが、輪島市の観光名所「白米千枚田」をイメージした起伏に富んだ縦横1.9メートルのリング上で激突。相手をひっくり返したり、リング外に押し出したり、激しい攻防を繰り広げた。

 決勝は、3ブロックの予選トーナメントを勝ちあがった3チームが総当たりで対戦し、招待チーム「天一同盟」のロボット「明月」が頂点に立った。操縦した山室祐貴(まさたか)さん(25)=宇都宮市=は「優勝できるとは思ってなかった。輪島はご飯もおいしいから来年も参加したい」と笑顔を見せた。

 11日に開かれた石川地区大会を優勝して本大会に臨んだ金沢工業大のチーム「ジュニオール」は予選で敗退。整備担当の後藤渓太さん(3年)は「ロボットが想定外の倒され方をして、起き上がれなかった」。操縦した金井広行さん(同)は「操縦の腕の差が出た。来年も出られたら出たい」と雪辱を誓った。

 大会は、輸送機器部品製造「サンテック」(本社・輪島市)などが、ものづくりへの関心を高めてもらう目的で、2015年から開催している。 (関俊彦)

(2018年2月18日 北陸中日新聞朝刊石川版より)

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