表彰を受けた斎藤祐輝さん（右から２人目）谷内昌樹さん（同３人目）、西脇廉吾さん（同４人目）＝野々市市の金沢工業大で

　国立青少年教育振興機構は２１日、国立能登青少年交流の家（羽咋市）でボランティア活動に取り組んだ金沢工業大（野々市市）の学生３人を表彰した。

　３人はいずれも４年生の斎藤祐輝さん（２２）、西脇廉吾（れんご）さん（２２）、谷内昌樹さん（２２）。同青少年交流の家が８月に主催したキャンプ（１０泊１１日）で、スタッフとして子どもたちの面倒を見たり、イベントを企画したりした。

　同大であった表彰式では中山敏泰所長が３人に表彰状を手渡し「イベントでは皆さんの協力が不可欠だった。ボランティア活動で養ったコミュニケーション力を社会でも役立ててほしい」とあいさつ。斎藤さんは「子どもに何かを教えることの楽しさに気付くことができた」と振り返った。

　表彰は２０１３年度から実施。本年度は全国２８大学で４８人を表彰した。　（冨田章午）

（2018年2月22日　北陸中日新聞朝刊12面より）