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イベント 2018.01.31
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「恩師や先輩、友できた」 愛知学院大 川口教授が最終講演
愛知学院大の川口高風(こうふう)教授(69)=仏教学、名古屋市熱田区・法持(ほうじ)寺住職=が、3月の定年退職を前に30日、最終講演会を日進市の同大で開いた。学生や檀家(だんか)らを前に、ユーモアを交えながら研究生活を振り返った。
「宗教学に始まり宗教学に終わる学究生活」と題し、前半は大学時代の恩師や友人との思い出を語った。「当時はパチンコもしたが、よき恩師とよき先輩よき友人ができた。これがあれば何でもできる」と力を込めた。
後半は、尾張徳川家七代藩主・徳川宗春の晩年の様子を明らかにした八事興正寺の古文書研究や、各宗派の袈裟(けさ)の研究など幅広い業績を紹介。「いろんなことをやる方がいい。袈裟の『返し縫い』のように、一度振り返ってみて分かってくることがある」と話した。(森若奈)
(2018年1月31日 中日新聞朝刊なごや東総合版より)
「宗教学に始まり宗教学に終わる学究生活」と題し、前半は大学時代の恩師や友人との思い出を語った。「当時はパチンコもしたが、よき恩師とよき先輩よき友人ができた。これがあれば何でもできる」と力を込めた。
後半は、尾張徳川家七代藩主・徳川宗春の晩年の様子を明らかにした八事興正寺の古文書研究や、各宗派の袈裟(けさ)の研究など幅広い業績を紹介。「いろんなことをやる方がいい。袈裟の『返し縫い』のように、一度振り返ってみて分かってくることがある」と話した。(森若奈)
(2018年1月31日 中日新聞朝刊なごや東総合版より)