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学生活動  2018.01.24

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地域の中心に本棚を 半田・亀崎 日福大生と製作

本棚作りに励む日福大生、地域住民ら。右下は完成後を想定した模型=半田市亀崎常盤町で

本棚作りに励む日福大生、地域住民ら。右下は完成後を想定した模型=半田市亀崎常盤町で

 半田市亀崎常盤町に昨年オープンした「亀崎ささえあいセンター(駅前はうす)」で、日本福祉大半田キャンパス(同市東生見町)で建築を学ぶ学生が地域と協働で本棚作りに励んでいる。地域の人々が愛着を持って集える場所に、との願いが込められている。(三宅千智)

 本棚は高さ178センチ、幅173センチ、奥行き60センチ。前後2層式で、前部は底にレールを取り付けて左右に動く。本を200冊以上並べられるほか、手作り品などの飾り棚としても使えるという。 

 本棚作りは、日福大健康科学部福祉工学科バリアフリーデザイン専修の坂口大史助教の研究室が、駅前はうすを運営する市社会福祉協議会、亀崎思いやり応援隊(KOO)と合同で企画。学生による設計図や模型を基に、21日から木材の切断などの作業に取り掛かった。23日も学生、社協職員、KOOのメンバーなど住民たちが駅前はうすに集まり、組み立てなどに奮闘した。

 本棚は月内に完成予定。団体貸出制度を利用して図書館の企画や展示テーマに沿った本を並べる計画もあるという。設計を担当した日福大の井垣暁太(あきひろ)さん(21)は「さまざまな本を持ち寄って、亀崎の皆さんで活用してほしい」と話している。

(2018年1月24日 中日新聞朝刊知多総合版より)

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