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学生活動  2018.01.25

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金沢工大 本年度、節目は3年・植木さん 学内献血 15年連続1000人

本年度の献血者1000人目となった植木崇司さん(前列左から3人目)=野々市市の金沢工業大で

本年度の献血者1000人目となった植木崇司さん(前列左から3人目)=野々市市の金沢工業大で

 1973(昭和48)年度から献血に協力している野々市市の金沢工業大で24日、本年度の学内献血者数が1000人に達した。2003年度から15年連続の達成になった。(冨田章午)

 1000人目は、環境土木工学科3年の植木崇司さん(21)。3年ほど前に父から「いつ自分が輸血を必要とするか分からないから協力した方が良い」と言われたことをきっかけに年数回献血しているという。「節目を飾ることができてうれしかった。これからも間違いなく献血を続けていく」と語った。

 県赤十字血液センターによる学内献血には、学生でつくる「学友会学生健康委員会」が中心になって協力してきた。委員長を務める電気電子工学科4年の藤田貴志さん(22)は「1人でも多くの人に献血に参加してもらえるよう今後もPR活動に努めたい」と話した。

 同センターによると、県内の約340の献血協力団体のうち、献血者数が1年間で1000人を超えるのは同大のみ。献血推進課推進係の釜親直己主任は「学生など若い世代が献血に協力してくれるのはうれしい。こうした動きが県全体に広がれば」と期待していた。

(2018年1月25日 北陸中日新聞朝刊かが白山版より)

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