協定書を掲げる（下段左から）松田校長、加来教育長、児玉学長ら＝半田市役所で

　半田東高校に来年度から「教育コース」が開設されるのを機に、同校と半田市教委、日本福祉大は１９日、教育連携・交流協定を結んだ。

　生徒・学生のインターンシップ（就業体験）や実習の受け入れ、施設利用、教員や職員の研修等で協力し合う内容。各機関の連携や交流を活性化させ、地域の教育力向上を図る。

　市役所であった締結式で加来正晴教育長、日本福祉大の児玉善郎学長、半田東高の松田昌浩校長が協定書を交わした。加来教育長は「子どもたちのキャリア教育に欠かせない縦のつながりがさらに強固になる」、児玉学長は「相互に連携しながら、地域社会の役割を担う人材を育てていきたい」とあいさつ。松田校長は「企業なども加われば、全国でも類のない教育連携になるはず」と今後を見据えた。（三宅千智）

（2018年1月20日　中日新聞朝刊知多総合版より）