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■外国人教員比率 中部地区1位(全国7位)
朝日新聞出版発行:大学ランキング2024年版「外国人教員の比率(規模別・学生数3000人以上)」の項目より (2022年度実績)
2017.12.12
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多文化共生を考える 名古屋外大 アイヌ主題に講演
アイヌ民族をテーマに多文化共生を考える講演会「先住民族としてのアイヌの文化と権利」が11日、日進市の名古屋外国語大であった。同大世界共生学科が主催し、学生ら約100人が参加した。
北海道大アイヌ・先住民研究センターの山崎幸治准教授と、映画や音楽を通じて先住民族について伝える団体「アイヌ・先住民族電影社」の阿部千里代表の2人が招かれた。
山崎さんは魚の皮を使ったコートや幾何学模様のゴザの写真を見せながら、一部の工芸がイヌイットと共通すると紹介した。「素材や形、作り手の個性に注目してアイヌ工芸を楽しんで」と話した。
阿部さんは海外の先住民族との交流やアイヌの若者による活動を報告しながら「多文化共生のためには、一つの物事について多方向から見ることが力になる」と訴えた。
講演会には名古屋外大の亀山郁夫学長も参加し「世界で最も重要な言葉は『共生』だと思う。偶発の出合いを自ら求めてほしい」と参加者たちに呼び掛けていた。(森若奈)
(2017年12月12日 中日新聞朝刊なごや東版より)
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・ 名古屋外国語大学
北海道大アイヌ・先住民研究センターの山崎幸治准教授と、映画や音楽を通じて先住民族について伝える団体「アイヌ・先住民族電影社」の阿部千里代表の2人が招かれた。
山崎さんは魚の皮を使ったコートや幾何学模様のゴザの写真を見せながら、一部の工芸がイヌイットと共通すると紹介した。「素材や形、作り手の個性に注目してアイヌ工芸を楽しんで」と話した。
阿部さんは海外の先住民族との交流やアイヌの若者による活動を報告しながら「多文化共生のためには、一つの物事について多方向から見ることが力になる」と訴えた。
講演会には名古屋外大の亀山郁夫学長も参加し「世界で最も重要な言葉は『共生』だと思う。偶発の出合いを自ら求めてほしい」と参加者たちに呼び掛けていた。(森若奈)
(2017年12月12日 中日新聞朝刊なごや東版より)
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