環境学習の市民講座を開いている「なごや環境大学」と、名古屋外国語大（日進市）が連携協定を締結し２６日、記念式典が名古屋・栄のナディアパークであった。

　相互に講師を派遣するほか、環境に関する事業への学生の参加などで連携を深める。

　協働事業の第１弾として、１２月７〜９日に東京で開かれる環境展「エコプロ２０１７」で、なごや環境大のブースに、名古屋外大の学生が企画したアート作品を出展。木材を無駄なく活用するなど環境に配慮して生産されたハンガーを組み立て、市民から集めたメッセージカードで飾ったクリスマスツリーを展示する。

　この日の式では「なごや環境大」実行委の蒲和宏事務局長と、名古屋外大現代国際学部の奥田隆男学部長が協定書を交換。蒲事務局長は「学生とともに持続可能な地球社会の実現に向けた人の輪を広げていきたい」と述べた。

（2017年11月27日　中日新聞朝刊県内版より）

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