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中日新聞掲載の大学記事

2009.11.27

愛知医科大看護学部 保健知識教え日進市民と交流

■健康教室で地域参加

 愛知医科大看護学部(長久手町)の学生らが、日進市内の施設を回り、地域住民向けに健康教室を開いている。実習の一環だが、地域住民は保健知識を、学生は市民との接し方を学べる一石二鳥の取り組みだ。

 同学部ではこれまで保健所や保健センターでの実習を進めていたが、今年は同市の非政府組織(NGO)「アジア保健研修所」の協力で、地域のお年寄りサロンへの参加が実現した。生きがいづくりボランティアの活動を見ながら、お年寄りとの交流も行う。

 25日は、同市東山の日東コミュニティセンターを同学部の3年生3人が訪問。地域ボランティア「くりの実会」の話を聞いたりお年寄りと歌遊びで交流したりした後、味覚を長く保つために有効な舌ブラシの使い方を講義した。学生らはこの日以降も福祉会館などを回り、健康法を伝える。

 学生の1人、桑原亮さんは「教えてもらうことも多かった。現場での交流を勉強に生かしたい」と話した。(遠藤康訓)

(2009年11月27日 中日新聞朝刊17面より)
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