進学ナビ

HOME > 中日新聞掲載の大学記事 > 全て

中日新聞掲載の大学記事

2009.11.25

地元産食材でヘルシー弁当 岡崎の大学生と高校生考案

■28日開幕 食育メッセ 限定販売

 食育の大切さをPRするため岡崎市が岡崎中央総合公園武道館(同市高隆寺町)で28、29日に開く「食育メッセ2009」で、愛知学泉大の学生、岩津高校の生徒がメニューを考えた特製弁当が限定販売される。市内の農作物を中心に地元産品を使った健康志向の弁当で、メッセを盛り上げる。

 愛知学泉大家政学部の4年生7人がレシピを作り、地元食品会社ムツミフーズが調理するのは「秋穫(しゅうかく)弁当」。シメジ、マイタケ、シイタケ、タケノコなどで作ったハンバーグ風の創作料理「きのこバーグ」や、脂肪と塩分を控えたみそ風味の野菜の豚肉巻きなどが入る。

 岩津高校調理国際科の3年生6人とオカザキ製パンのコンビが提供するのは「野(や)っさい盛(も)っさい食べな菜(さい)」。大豆を炊き込んだ大豆ご飯や、八丁味噌(みそ)をつかったグラタン、カボチャコロッケなど、彩りが鮮やか。若者に不足しがちな野菜をたくさん詰め込み、食べやすい味に仕上げた。

 3年の大重奈央さん(18)と深川真妃さん(17)は「岡崎にはおいしい野菜がたくさんある。楽しみながら元気になって」と話した。

 弁当はいずれも1000円で、パックのお茶付き。両日とも午前11時半から、2種類とも百食ずつ販売され、売り切れ次第終了する。メッセには、調理体験や、野菜スイーツの販売コーナーもある。問い合わせは同市保健所食育推進班=電0564(23)6962=へ。(中野祐紀)

(2009年11月25日 中日新聞朝刊16面より)
  • X

戻る < 一覧に戻る > 次へ