九州豪雨への義援金を募ろうと、美浜町奥田の日本福祉大学で１２日、学生有志が寄付を呼び掛けた。

　被災地の支援活動に取り組む同大災害ボランティアセンターの学生ら５人が参加。募金箱や「九州豪雨義援金」と書いたパネルを手に、「１円からでもかまいません。ご協力をお願いします」と学生や職員らに訴えた。

　社会福祉学部３年の西中良樹さん（２１）は「ニュースで悲惨な現地の状況を見て少しでも力になりたいと思った。多くの学生が協力してくれて、被災地を心配する気持ちが伝わってきた」と話した。

　募金活動は１４日も実施し、日赤を通じて被災地に届ける。（大槻宮子）

（2017年7月14日　中日新聞朝刊知多総合版より）