HOME > 中日新聞掲載の大学記事 > 全て
2017.06.29
男子代表 至学館大で合同練習 「世界一」女子から学べ
世界選手権(8月・パリ)に向けた男女合同の日本代表合宿が28日、愛知県大府市の至学館大レスリング道場で公開された。女子の五輪メダリストを数多く輩出する至学館大での練習に男子代表が参加するのは初めてで、「世界一」といわれるハードな練習に刺激を受けた。
スパーリングの後、腕力だけで建物3階相当の高さを登るロープ練習などを体験。選手兼任コーチの吉田沙保里(至学館大職)が男子選手に気合を入れる場面もあり、男子フリースタイル70キロ級の藤波勇飛(山梨学院大)=三重県四日市市出身=は「世界一の練習だけあり、きつかった」と息を上げていた。同74キロ級の高谷惣亮(ALSOK)は「追い込んだ練習ができた。明るい雰囲気もよかった」と語った。
栄和人強化本部長は「男子は体力スタミナが課題。女子のように最後に逆転できる精神力も学んでもらえたら」と話していた。
■奥野が女子55キロ級代表に
日本レスリング協会の栄和人強化本部長は28日、世界選手権における女子55キロ級の日本代表が、18歳の奥野春菜(至学館大)に決定したことを明らかにした。栄強化本部長は選出の理由について今月の全日本選抜選手権で優勝したことや、24日からの合宿での動きを見て判断したと説明した。
(2017年6月29日 中日新聞朝刊24面より)
スパーリングの後、腕力だけで建物3階相当の高さを登るロープ練習などを体験。選手兼任コーチの吉田沙保里(至学館大職)が男子選手に気合を入れる場面もあり、男子フリースタイル70キロ級の藤波勇飛(山梨学院大)=三重県四日市市出身=は「世界一の練習だけあり、きつかった」と息を上げていた。同74キロ級の高谷惣亮(ALSOK)は「追い込んだ練習ができた。明るい雰囲気もよかった」と語った。
栄和人強化本部長は「男子は体力スタミナが課題。女子のように最後に逆転できる精神力も学んでもらえたら」と話していた。
■奥野が女子55キロ級代表に
日本レスリング協会の栄和人強化本部長は28日、世界選手権における女子55キロ級の日本代表が、18歳の奥野春菜(至学館大)に決定したことを明らかにした。栄強化本部長は選出の理由について今月の全日本選抜選手権で優勝したことや、24日からの合宿での動きを見て判断したと説明した。
(2017年6月29日 中日新聞朝刊24面より)