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2017.06.13
構想10年の大作を披露 来月岐阜で 安田美香子バレエ団
関市と岐阜市に教室がある安田美香子バレエ団の第22回公演が、7月8日に岐阜市美江寺町の岐阜市民会館で開かれる。初演の「Sakura 桜」と「フラワーフェアリー」全幕が上演される。
「Sakura 桜」は安田さんが構想に10年をかけたオリジナル作品。Sakuraの姫君が恋人の騎士を待ち続ける悲劇で、よみの国から騎士が姫君を迎えに来るクライマックスシーンでは桜吹雪が舞う。騎士役は法村友井バレエ団ソリストの安武達朗さん。姫君役の安田さんは「帰らぬ人を待ち続ける精神美を表現したい」と紹介する。
フラワーフェアリーも安田さんのオリジナルで、花の妖精ペリが王子と結ばれるハッピーエンドの物語が描かれる。1幕では粥川千尋さん(19)=各務原市、滋賀大2年=が、2幕では加藤みなみさん(18)=土岐市、南山大1年=がペリ役を演じる。
粥川さんは「音楽や振り付け、舞台装置もすてき。切磋琢磨(せっさたくま)して自分の踊りを磨きたい」と意気込み、加藤さんは「楽しい部分と受難の部分をうまく演じ分けられれば」と話す。出演する岩田望愛(みあい)さん(18)=岐阜市、岐阜大1年=と田中佑奈さん(18)=同市、同大1年=も「優しい雰囲気を出せたら」「他の役と調和しながら明るく演じたい」とそれぞれ抱負を語った。
当日は午後6時開演。入場料は2000円(当日500円増)。(問)同バレエ団=0120(411)801
(大野雄一郎)
(2017年6月15日 中日新聞朝刊岐阜・近郊総合版より)
「Sakura 桜」は安田さんが構想に10年をかけたオリジナル作品。Sakuraの姫君が恋人の騎士を待ち続ける悲劇で、よみの国から騎士が姫君を迎えに来るクライマックスシーンでは桜吹雪が舞う。騎士役は法村友井バレエ団ソリストの安武達朗さん。姫君役の安田さんは「帰らぬ人を待ち続ける精神美を表現したい」と紹介する。
フラワーフェアリーも安田さんのオリジナルで、花の妖精ペリが王子と結ばれるハッピーエンドの物語が描かれる。1幕では粥川千尋さん(19)=各務原市、滋賀大2年=が、2幕では加藤みなみさん(18)=土岐市、南山大1年=がペリ役を演じる。
粥川さんは「音楽や振り付け、舞台装置もすてき。切磋琢磨(せっさたくま)して自分の踊りを磨きたい」と意気込み、加藤さんは「楽しい部分と受難の部分をうまく演じ分けられれば」と話す。出演する岩田望愛(みあい)さん(18)=岐阜市、岐阜大1年=と田中佑奈さん(18)=同市、同大1年=も「優しい雰囲気を出せたら」「他の役と調和しながら明るく演じたい」とそれぞれ抱負を語った。
当日は午後6時開演。入場料は2000円(当日500円増)。(問)同バレエ団=0120(411)801
(大野雄一郎)
(2017年6月15日 中日新聞朝刊岐阜・近郊総合版より)