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中日新聞掲載の大学記事

2017.04.07

大学生 歯のケアを 県歯科医師会 金城学院大で検診

 歯の健康管理を心掛けてもらおうと、県歯科医師会は5日、名古屋市守山区の金城学院大で学生の歯科検診を実施した。

 高校までは学校で定期的に歯科検診があるが、それ以降は定期的な機会がなくなる人が多い。今回の検診は、大学生にあらためて、歯のケアの大切さを訴える狙い。2014年度に始まった県の委託事業で、17年度は計3大学の約2000人が対象となる。この日は検診と生活習慣などのアンケートを実施。後日、歯周病予防の講義も開く。2年浦上真帆さん(19)は「症状がなければ行く機会もない。大学で受けられるなら今後もやりたい」と話した。

 16年度の検診では、定期的に歯科を受診している学生は、そうでない学生に比べ、歯周病の初期症状である歯肉炎の人の割合が14%と半分以下だった。担当の橋本雅範歯科医師は「一人暮らしで生活習慣も変わる時。今のうちから適切なケアを続けてほしい」と話した。(小椋由紀子)

(2017年4月7日 中日新聞朝刊県内版より)
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