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中日新聞掲載の大学記事

2017.03.23

児童らと野球 和やかに 中部学院大生 居場所づくりへ発案

 中部学院大(関市)人間福祉学部の宮嶋淳教授のゼミ生らが、岐阜市教育研究所グラウンド(同市芥見南山)で、子どもの居場所づくりに役立てるための野球大会を開いた。

 「市民の交流が増えるまちづくり」をテーマに研究している同ゼミの学生が発案した。

 ゼミの3年生8人と、運動や友達づくりが苦手な小学生が集まって岐阜市で活動している野球チーム「フレンズ」のメンバー10人が、混成の2チームを編成。身体障害がある社会人らでつくる「ぎふ清流野球クラブ」も出場し、3チームが総当たりで和気あいあいと試合をした。

 参加者は昼食時には餅つきをして楽しみ、閉会式では握手を交わして親睦を深めた。大会の準備はフレンズの子どもたちと学生が協力して進めてきたといい、企画したゼミ生の1人、坂元広幸さん(21)は「試合が盛り上がり、子どもたちは楽しんでくれたのでは」と充実した様子で話していた。(大野雄一郎)

(2017年3月23日 中日新聞朝刊中濃版より)
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