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中日新聞掲載の大学記事

2017.03.23

名港水族館の音声ガイド 7年ぶり新アプリ

 名古屋港水族館(名古屋市港区)の入館者向け音声ガイドアプリが約7年ぶりに一新された。NTTドコモ東海支社、名古屋学院大とともに製作し、解説ポイントを増やした。22日には同館で贈呈式があった。

 生きたサンゴを展示する水槽「ライブコーラル」や、マングローブの生態を紹介する水槽のほか、ゴマフアザラシなどの解説を追加。iOS版、アンドロイド版に対応させた。

 外国人観光客の利用を踏まえ、英語、中国語、韓国語版を用意。名古屋学院大の学生らが翻訳や音声の吹き込みを手掛けた。4月下旬から順次、ダウンロードできる。

 式典では日登弘館長が東海支社と名古屋学院大関係者から目録を受け取り、感謝状を手渡した。日登館長は「生き物が誕生する愛らしさや感激も、アプリの中で多くの方に伝えたい」と話した。

 製作に関わった同大外国語学部3年の竹口さん(21)は「生物の名前を訳すのが大変だった。一生懸命作ったので、ぜひ使ってほしい」と話した。 (佐々木香理)

(2017年3月23日 中日新聞朝刊県内総合版より)
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