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中日新聞掲載の大学記事

2017.02.22

名古屋の味 弁当にギュッ 名文理大生ら開発 25、26日発売

 エビフライやみそカツを使い、地元・名古屋をイメージした弁当を名古屋文理大(稲沢市稲沢町前田)の学生たちが開発した。25、26日に愛知、岐阜、三重などのピアゴの店舗で販売される。(花井康子)

 2012年から続く産学連携の食品開発プロジェクトの一環。「名古屋発!食べてみたい弁当」をコンセプトに、健康生活学部フードビジネス学科の2年生22人が具材やパッケージなどの考案に携わり、食品商社昭和(稲沢市)、駅弁メーカーだるま(刈谷市)と協力して5種類の弁当を商品化した。

 「味噌(みそ)えびどーん!」は大きなエビフライ2本に別添えの八丁みそソースをかけて食べる。考案した2年生の森川千愛(ちあき)さん(20)は「見ても食べても楽しめるように工夫した。地元の名物を詰め込んだお弁当を味わってほしい」と話した。

 このほか、4種類の天むすが入った「名古屋まるごとむすび」や、デザートに鬼まんじゅうが食べられる「名古屋からのおくりもの」などがある。

 ユニー(稲沢市)が開催する「駅弁フェア」として、18、19日の両日はアピタ稲沢店(天池五反田町)など愛知、岐阜、三重、長野、奈良、京都の6府県のアピタ全53店舗で販売。価格は950〜1250円(税込み)。

 開発に携わった学生もアピタ稲沢店で販売を応援。「若い人の発想が生き、アイデアが斬新」と好評だった。

 25、26日の販売は取り扱いのない店舗もある。(問)ユニー広報室=0587(24)8011

(2017年2月22日 中日新聞朝刊尾張総合版より)

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