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中日新聞掲載の大学記事

2017.02.09

動脈硬化の検査体験 日進、健康講座で市民35人

 日進市と椙山女学園大(名古屋市)の連携講座「健康を科学する」が8日、日進市保健センターであり、市民35人が通常の健康診断にはない動脈硬化の検査などを体験した。

 生活習慣病予防などを目的にした連続講座の3回目。大学が検査データを研究に活用することを条件に、市民が無料で参加できる。

 参加者は通常の血液採取の後、感染症の原因菌の有無を調べる検査や超音波で血管の太さの経過を調べる動脈硬化の検査を受けた。

 参加した同市香久山の女性(82)は「身近な病気のリスクを分析してもらえる。自分の健康状態をしっかり知りたい」と話していた。

 講師を務める同大看護学部の太田美智男教授は「最近は科学に基づかない医学情報があふれているが、参加者には科学的に理解してもらおうと努力している」と話した。

 検査結果は講座最終日の24日に渡し、データの中身を解説する。

(森若奈)

(2017年2月9日 中日新聞朝刊なごや東版より)

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