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中日新聞掲載の大学記事

2017.01.26

新学長に神保教授 大同大が選任発表 「理系女子教育に力」

 大同大(名古屋市南区)は25日、現在の沢岡昭学長(78)の任期満了に伴う新学長として、神保睦子・同大工学部教授(63)を選任したと発表した。任期は今年4月から3年間。理学部や工学部を中核とする理工系大学で、女性の学長就任は「聞いたことがない」(文部科学省)といい、全国で初めてとみられる。

 大同大は工学、情報学の2学部があり学生数3500人の私立大。女子学生は1割ほどで、大学側は今回の人事で女性活躍への姿勢をPRしたい考えだ。

 神保教授は大阪府出身で、1977年に京都工芸繊維大工芸学部を卒業。91年に大同大助手となり、助教授などを経て2001年から現職。日本磁気学会副会長などを歴任した。神保教授は「実学を重視し、ものづくりを支える人材を育てたい。理系の女子教育にも力をいれる」と意気込みを語った。

(2017年1月26日 中日新聞朝刊30面より)

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