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中日新聞掲載の大学記事

2016.11.15

地下鉄構内に「動物園」 伏見駅、作品展示や催し

 地下鉄の構内に芸術作品を展示する「Art Station2016『地下deZOO』」が13日、名古屋市営地下鉄伏見駅構内であった。

 市交通局と名城大理工学部建築学科の学生が協力して毎年開催。今年は子どもに楽しんでもらおうと「動物園」を題材にした。

 ライオンの子どもがいろんな動物と出合って親の愛情に気付く内容のプロジェクションマッピングをスクリーンに投影し、映像に出てくるゾウなどの大きなシールを駅の壁に貼った。学生がゴリラに扮(ふん)して登場し、構内に座って通行人を楽しませるパフォーマンスも。地下鉄の制服を着た動物のペーパークラフト作りもあり、駅の利用者は足を止めて普段とは違う雰囲気を楽しんだ。

 プロジェクトリーダーの4年小川翔太郎さん(22)は「妥協せず、夜な夜な作業を続けて良かった」。たまたま通り掛かって参加したという岐阜県関市の金竜小学校2年男児(7つ)は「クラフト作りが楽しかった。ちょっとラッキー」と喜んだ。(中山梓)

(2016年11月15日 中日新聞朝刊なごや東総合版より)
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