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中日新聞掲載の大学記事

2016.06.11

健康レシピ考えて 鈴鹿市の連携事業 中鎖脂肪酸を使用

 鈴鹿市と鈴鹿医療科学大(同市)、食用油大手の日清オイリオグループ(東京)は、地場食材の利用促進や健康増進を目的にした「さぁ、きっともっと鈴鹿。健康レシピコンテスト」を初開催する。13日から参加受け付けを始める。

 市などは今年2月、健康で自立した生活を送れる「健康寿命」を延ばすための産学官連携協定を結んだ。コンテストは連携事業の1つで、レシピには3種類以上の鈴鹿産食材と、効率的なエネルギー補給や認知症予防に役立つ「中鎖脂肪酸」が入った食用油を使うのが条件だ。

 市役所や、市ホームページにある受付用紙に必要事項を記入して申し込むと、応募用紙と中鎖脂肪酸入りの食用油が届く。その用紙に完成料理の写真を貼り付けて応募する。年齢や性別、居住地、国籍、プロかアマかは問わず、個人・団体どちらでも応募できる。

 家庭での作りやすさや栄養バランスなどが審査基準。書類選考を通過した8作品の応募者は、9月24日に市文化会館で、鈴鹿医療科学大の栄養学の専門家のアドバイスを受けながら公開審査に臨んでもらう。最優秀賞には5万円分の商品券などが贈られるほか、市内飲食店でのメニューとして採用される可能性もある。

 応募締め切りは7月22日。(問)市産業政策課=059(382)9045

(山本克也)

(2016年6月11日 中日新聞朝刊中勢版より)
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