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2016.05.19
学生パワー 過疎地元気に 愛知学泉大 豊田・旭地区で収穫、祭り手伝い
愛知学泉大(愛知県岡崎市)は6月から、過疎や高齢化に悩む同県豊田市の旭地区で、家政学部の1年生147人によるボランティア活動を始める。農作物の収穫や祭り準備の手伝い、一人暮らしの高齢者宅の訪問などをする。学生の主体性や課題解決力を育むとともに、地域の活性化を図る。
活動は、奉仕や思いやりの精神を培うため、家政学部に本年度から新設された必修科目の一環。安藤明美学部長は「課題を抱えた地域に積極的に赴き、手を伸ばす思いやりや行動力を身に付けてほしい」と期待。東日本大震災や熊本地震を踏まえ「災害発生時に迅速な支援活動ができる学生を育てたい」とも話す。
市北部の中山間地に位置する旭地区は、10年前に比べて人口は660人減の2833人、65歳以上の割合を示す高齢化率は約6ポイント増の約43%(4月1日現在)。過疎化と高齢化が進んでいる。今月14日には、豊田市旭支所の早川正文支所長が同大を訪れ、地区の概要や現状を説明。「旭の人たちを元気にしてほしい。活動を通して旭のファンになってもらいたい」と呼び掛けた。
21日には、学生らが旭地区を訪れ、ボランティア先から活動内容などの説明を受ける。6月から半年間、グループごとに日帰りや泊まりで地域の行事などに参加する。
(2016年5月19日 中日新聞朝刊28面より)
活動は、奉仕や思いやりの精神を培うため、家政学部に本年度から新設された必修科目の一環。安藤明美学部長は「課題を抱えた地域に積極的に赴き、手を伸ばす思いやりや行動力を身に付けてほしい」と期待。東日本大震災や熊本地震を踏まえ「災害発生時に迅速な支援活動ができる学生を育てたい」とも話す。
市北部の中山間地に位置する旭地区は、10年前に比べて人口は660人減の2833人、65歳以上の割合を示す高齢化率は約6ポイント増の約43%(4月1日現在)。過疎化と高齢化が進んでいる。今月14日には、豊田市旭支所の早川正文支所長が同大を訪れ、地区の概要や現状を説明。「旭の人たちを元気にしてほしい。活動を通して旭のファンになってもらいたい」と呼び掛けた。
21日には、学生らが旭地区を訪れ、ボランティア先から活動内容などの説明を受ける。6月から半年間、グループごとに日帰りや泊まりで地域の行事などに参加する。
(2016年5月19日 中日新聞朝刊28面より)