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中日新聞掲載の大学記事

2016.04.19

子育ての場 ママ体験 愛知文教女子短大でプレ開園

 稲沢市の愛知文教女子短大内に9月30日、ゼロ〜2歳児の保護者同士が学び合う子育ての場「文教おやこ園」が開園するのを前に、毎週金曜のプレオープンが始まった。

 保育士の資格をもつスタッフがサポートするが、基本的には保護者同士が協力し、好きな催しを企画したりサークルを立ち上げたり、主体的に運営することが目的。学生との交流も計画する。

 15日の説明会には50組ほどの親子が参加。1歳10カ月の長男を連れた同市の主婦松原真弓さん(40)は「子育て仲間が増え、親もリフレッシュできそう。親子で体を動かせる催しを企画したい」と話した。

 短大側は今後、実習室を改装し、昼寝のための畳スペースや調理台も設置する。開園に携わる幼児教育学科准教授の赤塚徳子さんは「交流や情報交換はもちろん、テーマを決めて意見を出し合い、親が楽しみながら共に学べるような子育ての場にしたい」と語った。プレオープン期間は7月22日までで午前10時〜午後2時。ただし5月6日と27日は休み。

 9月末の開園以降は毎週月、水、金曜のいずれも午前9時半〜午後3時の予定で開催。無料。入退
室自由で事前予約は不要。学内の食堂や医務室も利用できる。

 短大は「文教おやこ園」とは別に、学生と交流しながら読み聞かせ講座や音楽会などを楽しむ未就園児の親子向け企画「にこにこBabyクラブ」(5月18日から)と「にこにこKidsクラブ」(10月12日から)も計画している。どちらも全6回コースで参加費500円。定員12組で要予約。(問)愛知文教女子短大=0587(32)5169(花井康子)

(2016年4月19日 中日新聞朝刊尾張総合版より)
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