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中日新聞掲載の大学記事

2016.03.31

シンボル棟を建設へ 岐阜経済大50周年事業

 大垣市北方町の岐阜経済大は30日、2017年4月に迎える創立50周年の記念事業を発表した。来月から19年3月までの3カ年計画で、施設整備などのハード面を中心に総額20億円を投じる。

 同大は1967年、県内初の社会科学系大学として創立。経済学部、経営学部の2学部4学科、大学院、留学生別科を設置し、学生数は15年5月1日現在で1250人、延べ2万4740人が卒業している。

 記念事業では、老朽化したため取り壊した2号館の跡地にシンボル棟(新2号館)を建設。新食堂と第2体育館を入り口近くに新設して地域住民に広く開放し、災害時の避難所としても利用する。ソフト面では、ベトナムの大学との協定を結び、留学生を迎えるための新たな奨学金制度の創設を予定している。

 大垣市役所で開いた会見には、石原健一学長、竹内治彦副学長、浅野照章副理事長が出席。石原学長は「少子化で地方大学の環境が厳しくなる中、次の50年を見据え、教職員一同力を合わせてこの事業に取り組みたい」と意気込みを話した。(中根真依)

■シンボルマーク 一般投票で決定 来月末まで受け付け

 記念事業に合わせ岐阜経済大は、50周年のシンボルマークを一般の人の投票によって決定する。現在、大学のホームページなどで投票を受け付けている。4月30日まで。

 記念事業のテーマ「re−Birth」、副題「西濃学園都市に新たないぶきを起こす」を基にデザインした4案が候補。松尾芭蕉や住吉灯台などの大垣名物、大学がマスコットキャラクターとしての活用を検討している不死鳥を配置した案がある。

 結果は5月上旬に公表し、投票数の最も多かったマークを記念事業のポスターなどに使う。大学に設置した投票箱、ファクスでの投票も受け付ける。(問)岐阜経済大総務課=0584(77)3505

(中根真依)

(2016年3月31日 中日新聞朝刊岐阜総合版より)

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