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中日新聞掲載の大学記事

2016.03.30

学生コンビが最終回 きょう FMいちのみや番組

 一宮市のコミュニティーラジオ「FMいちのみや」で放送されてきた大学生2人による番組が、30日で最終回を迎える。4月から社会人となる金城学院大4年の伊藤優衣歌さん(22)は「自由奔放な内容だったけど、多くの人に出会え支えられた番組だった」と話す。

 伊藤さんがFMいちのみやにインターンシップをしたことなどがきっかけで、番組は昨年7月に始まった。岐阜大3年の石川恵理さん(21)とともにラジオは全くの素人だった。

 「初回は手が震え、何度も何度も反省会をしていた」と伊藤さん。投稿者のメールを読んだり、ゲストを招いたりしてトークをする番組は、2人のあだ名から「エンジョイカ」と名付けられた。

 「昔に比べればラジオを聴くことの少ない同世代の人たち。その人たちにも一宮の魅力を伝えたかった」と石川さん。最近ではトークも弾み、市内の夜景スポットや花見の名所など、地元密着でありながら若々しい感性で伝えている。放送は30日午後5〜7時。FMいちのみやの周波数は76.5メガヘルツ。(梶山佑)

(2016年3月30日 中日新聞朝刊尾張総合版より)

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