HOME > 中日新聞掲載の大学記事 > 全て
2016.03.17
学生ら 比で学校造り 県内42人 NPO事業のボランティア
フィリピンで教育や貧困層の就業支援に取り組むNPO法人「RASA−Japan」(名古屋市天白区)の事業で、県内の大学生ら42人が2月、学校建設のボランティアとして現地へ渡った。セメントを練ったりコンクリートブロックを積み上げたりする活動は、計8日間。学生の帰国後も業者などが作業を続け、6月に校舎が完成する。(中野祐紀)
RASAは1997年からフィリピンで支援を始め、毎年500万円ほどの資金援助とボランティア派遣を続ける。今年はルソン島のリンガエンで、幼稚園児から中学生までの1200人が学ぶ「コロンバン学園」の改築に従事。2階建ての古い校舎は「震度2にも耐えられない状態」で、8つの教室を持つ新校舎造りの依頼に応えた。
学生たちは現地家庭にホームステイし、気温40度近い猛暑の炎天下で作業。子どもたち向けに折り紙や書道の授業も開いた。
南山大2年、原崎里紗子さん(20)=名古屋市守山区=は「行動力を身に付けたいと思って2年連続でチャレンジした。フィリピンの皆さんに温かい歓迎を受け、私たちもダンスで感謝の気持ちを伝えられて良かった」と充実した表情で交流を振り返った。
椙山女学園大2年、川畑裕子さん(20)は「ホストファミリーに本当の家族として受け入れてもらえ、幸せだった。日本の家族との絆をあらためて大切にしなきゃと思った」と話した。
(2016年3月17日 中日新聞朝刊県内総合版より)
RASAは1997年からフィリピンで支援を始め、毎年500万円ほどの資金援助とボランティア派遣を続ける。今年はルソン島のリンガエンで、幼稚園児から中学生までの1200人が学ぶ「コロンバン学園」の改築に従事。2階建ての古い校舎は「震度2にも耐えられない状態」で、8つの教室を持つ新校舎造りの依頼に応えた。
学生たちは現地家庭にホームステイし、気温40度近い猛暑の炎天下で作業。子どもたち向けに折り紙や書道の授業も開いた。
南山大2年、原崎里紗子さん(20)=名古屋市守山区=は「行動力を身に付けたいと思って2年連続でチャレンジした。フィリピンの皆さんに温かい歓迎を受け、私たちもダンスで感謝の気持ちを伝えられて良かった」と充実した表情で交流を振り返った。
椙山女学園大2年、川畑裕子さん(20)は「ホストファミリーに本当の家族として受け入れてもらえ、幸せだった。日本の家族との絆をあらためて大切にしなきゃと思った」と話した。
(2016年3月17日 中日新聞朝刊県内総合版より)
その他の中日新聞掲載の大学記事
お知らせ 2025.01.16