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2016.02.28
小型無人飛行機など成果 「夢考房」金沢工大生が発表
金沢工業大の学生グループ「夢考房プロジェクト」の発表会が27日、石川県野々市市の同大扇が丘キャンパスであった。昨年国際大会に挑んだ小型無人飛行機、ソーラーカーなど1年間の成果を発表した。
プロジェクトは工作設備や部品販売所を設けた同大のものづくり支援施設「夢考房」を拠点に展開。ロボットや人工衛星など14のテーマがあり、約600人が参加している。
小型無人飛行機プロジェクトは昨年4月、米国で開かれた国際大会「SAE エアロデザインウェスト」に国内の大学で初出場したことを紹介。海岸で津波、落雷発生など緊急時に飛ばし、危険を伝えるための機体で折り畳み式プロペラを採用するなど、持ち運びや組み立てを簡単にした。
順位は18チーム中11位。航空システム工学科3年の大野雄太さん(21)は「あと1回飛行が成功すれば順位が上がったはず。悔しい」と話した。今年は機体の完成度を高め、来年以降の再挑戦を目指すという。
ソーラーカーは昨年10月、オーストラリアを縦断する国際大会に出場。3022キロを完走し、29チーム中18位に入ったことを紹介した。
各ブースにはロボットや義手、飛行機など手掛けたものが並び、スーツ姿の学生たちが来場者の質問に答えた。 (谷口大河)
(2016年2月28日 北陸中日新聞朝刊北陸広域版より)
プロジェクトは工作設備や部品販売所を設けた同大のものづくり支援施設「夢考房」を拠点に展開。ロボットや人工衛星など14のテーマがあり、約600人が参加している。
小型無人飛行機プロジェクトは昨年4月、米国で開かれた国際大会「SAE エアロデザインウェスト」に国内の大学で初出場したことを紹介。海岸で津波、落雷発生など緊急時に飛ばし、危険を伝えるための機体で折り畳み式プロペラを採用するなど、持ち運びや組み立てを簡単にした。
順位は18チーム中11位。航空システム工学科3年の大野雄太さん(21)は「あと1回飛行が成功すれば順位が上がったはず。悔しい」と話した。今年は機体の完成度を高め、来年以降の再挑戦を目指すという。
ソーラーカーは昨年10月、オーストラリアを縦断する国際大会に出場。3022キロを完走し、29チーム中18位に入ったことを紹介した。
各ブースにはロボットや義手、飛行機など手掛けたものが並び、スーツ姿の学生たちが来場者の質問に答えた。 (谷口大河)
(2016年2月28日 北陸中日新聞朝刊北陸広域版より)
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