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2016.02.10
産学連携推進へ 情報共有を確認 金沢で北経連交流会
北陸経済連合会主催の北陸産学連携交流会が9日、金沢市の金沢都ホテルであった。講演や「地方創生と人材育成」をテーマにしたパネル討論を通じて、大学と企業の関係者が情報共有の必要性を確かめた。
日華化学(福井市)、津田駒工業(金沢市)、富山県黒部市に製造拠点があるYKKの各人事担当者、福井大、金沢工業大、富山県立大の教授やキャリア支援担当らが登壇。山本均・金沢大学生部就職支援室長が進行役を務めた。
地元で働こうと考える人材の育成について、企業側からは「仕事の魅力だけでなく生活する魅力を伝えることも大切。北陸は食べ物がおいしく子どもの教育環境もよい」との意見や、「産学で情報共有されていない。情報は取りに行かないと得られない。積極的な情報交換が北陸の強さにつながる」という提案もあった。
一方、大学側は「内定を辞退されにくい企業は学生になぜ内定を出したかを明確に説明している。厳しさも含めて評価をしてあげて」や「少子化で大学も企業も大変な時代を迎える。少々厳しいことも言い合える良い関係が築ければ」といった声があった。 (松瀬晴行)
(2016年2月10日 北陸中日新聞朝刊12面より)
日華化学(福井市)、津田駒工業(金沢市)、富山県黒部市に製造拠点があるYKKの各人事担当者、福井大、金沢工業大、富山県立大の教授やキャリア支援担当らが登壇。山本均・金沢大学生部就職支援室長が進行役を務めた。
地元で働こうと考える人材の育成について、企業側からは「仕事の魅力だけでなく生活する魅力を伝えることも大切。北陸は食べ物がおいしく子どもの教育環境もよい」との意見や、「産学で情報共有されていない。情報は取りに行かないと得られない。積極的な情報交換が北陸の強さにつながる」という提案もあった。
一方、大学側は「内定を辞退されにくい企業は学生になぜ内定を出したかを明確に説明している。厳しさも含めて評価をしてあげて」や「少子化で大学も企業も大変な時代を迎える。少々厳しいことも言い合える良い関係が築ければ」といった声があった。 (松瀬晴行)
(2016年2月10日 北陸中日新聞朝刊12面より)
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