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2009.06.14
愛大リーグ新人戦 中京女子大、悔しい逆転
女子選手だけで愛知大学野球リーグを戦ってきた中京女子大が13日、男女混合チームとして初めて新人戦に出場した。
■男女混合 初陣飾れず
試合は7−10で逆転負けし、創部以来の連敗記録は54に。選手は悔し涙を流しながらも「今日から新しい歴史をつくり直す」と前を向いた。
2005年12月からリーグに加盟。今春、男子9人が選手として初めて入部し、部員数が29人に増えたことで、1、2年生による新人戦の出場が実現した。
トーナメント1回戦で名市大と対戦し、投手と指名打者が女子、残り8人は男子が先発。序盤に7点を先行したが、4回に5点を失い、6回には救援した女子投手も崩れて逆転を許した。
女子単独でかなわなかった初勝利に、あと一歩まで近づいただけに、チームの悔しさは大きかった。田中雄也捕手は「投手の良いところを生かせなかった。勝てると思い、気が緩んでしまった」と肩を落とし、先発の岩井美奈投手は「男子がいるからこそ、もっと頑張らないと」と涙を流した。
樋口一則監督は「これまで頑張ってきた女子投手に最後まで投げてほしかった。こだわりが敗因」と反省した。 (松山義明)
(2009年6月14日 中日新聞朝刊スポーツ版より)
■男女混合 初陣飾れず
試合は7−10で逆転負けし、創部以来の連敗記録は54に。選手は悔し涙を流しながらも「今日から新しい歴史をつくり直す」と前を向いた。
2005年12月からリーグに加盟。今春、男子9人が選手として初めて入部し、部員数が29人に増えたことで、1、2年生による新人戦の出場が実現した。
トーナメント1回戦で名市大と対戦し、投手と指名打者が女子、残り8人は男子が先発。序盤に7点を先行したが、4回に5点を失い、6回には救援した女子投手も崩れて逆転を許した。
女子単独でかなわなかった初勝利に、あと一歩まで近づいただけに、チームの悔しさは大きかった。田中雄也捕手は「投手の良いところを生かせなかった。勝てると思い、気が緩んでしまった」と肩を落とし、先発の岩井美奈投手は「男子がいるからこそ、もっと頑張らないと」と涙を流した。
樋口一則監督は「これまで頑張ってきた女子投手に最後まで投げてほしかった。こだわりが敗因」と反省した。 (松山義明)
(2009年6月14日 中日新聞朝刊スポーツ版より)