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2009.06.12
東海学生陸上で2種目制覇 全国でも飛躍目指す 三重中京大・中田選手
三重中京大陸上競技部3年の中田剛司選手(20)=松阪市駅部田町=が、12日から神奈川県で開かれる「日本学生陸上競技個人選手権」の男子5000メートルに出場する。今季は5月の「東海学生対校選手権」で1万メートルと5000メートルの長距離2種目を制覇しており、勢いに乗って全国の舞台でも飛躍を目指す。(石原猛)
名古屋市で開かれた東海選手権で、中田選手は初日の1万メートルで安定した走りを見せ、30分11秒で優勝。3日目の5000メートルでは、初日の疲れが残る中で力走し、14分41秒のタイムで接戦を制して三重中京大では初の最優秀選手賞も受賞した。
身長157センチと小柄ながら、大きなストライドが特徴の中田選手は、1年生の時に同大会の両種目で準優勝して頭角を現した。同年の「東海学生秋季選手権」で1万メートルで大会記録を出して優勝し、東海地区のトップランナーに躍り出た。
その後、腰の故障などに悩み、順位を落としていたが、半年ほど前から調子が回復して臨んだ今大会。「練習では良いタイムが出ずに不安だったが、本番ではほどよい緊張感の中でベストの走りができた」と振り返る。
中田選手は東海選手権で優勝した長距離2種目で、9月の日本学生対校選手権への初出場も決めた。「次の個人選手権で結果を出して、翌週にある全日本大学駅伝の選考会や秋の日本学生選手権につなげたい」と意気込んでいる。
(2009年6月12日 中日新聞朝刊県内版より)
名古屋市で開かれた東海選手権で、中田選手は初日の1万メートルで安定した走りを見せ、30分11秒で優勝。3日目の5000メートルでは、初日の疲れが残る中で力走し、14分41秒のタイムで接戦を制して三重中京大では初の最優秀選手賞も受賞した。
身長157センチと小柄ながら、大きなストライドが特徴の中田選手は、1年生の時に同大会の両種目で準優勝して頭角を現した。同年の「東海学生秋季選手権」で1万メートルで大会記録を出して優勝し、東海地区のトップランナーに躍り出た。
その後、腰の故障などに悩み、順位を落としていたが、半年ほど前から調子が回復して臨んだ今大会。「練習では良いタイムが出ずに不安だったが、本番ではほどよい緊張感の中でベストの走りができた」と振り返る。
中田選手は東海選手権で優勝した長距離2種目で、9月の日本学生対校選手権への初出場も決めた。「次の個人選手権で結果を出して、翌週にある全日本大学駅伝の選考会や秋の日本学生選手権につなげたい」と意気込んでいる。
(2009年6月12日 中日新聞朝刊県内版より)