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中日新聞掲載の大学記事

2016.01.14

大学生10人 消防団員に 四日市市 災害時や訓練で活動

 四日市市消防本部は13日、市消防団に四日市大と四日市看護医療大の学生10人が新たに入団すると発表した。任務を限定した「機能別団員」で、大規模災害時や防災訓練などで活動してもらう。

 機能別団員は2010年度から導入しており、水防対応、昼間災害対応、広報、訓練指導の4班に45人が所属している。四日市大と看護医療大に防災士の資格所持者や災害支援ボランティアの経験者がいることから、訓練指導班に入ってもらう。入団は17日付。大規模災害時には避難所や災害ボランティアセンターの運営を手伝う。普段は地域の防災訓練や救命講習などで指導をする。

 既に八郷分団に所属する一般団員の3人と合わせ、大学生は13人になる。田中俊行市長は「若い力に期待している」と話している。

 17日午前10時から市防災教育センターで辞令交付式があり、入団する学生のうち東日本大震災の被災地出身者2人が講演する。入場無料。(問)市消防本部消防救急課=059(356)2005

 (吉岡雅幸)

(2016年1月14日 中日新聞朝刊広域三重版より)
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