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2015.11.20
被災地医療の緊迫 体験 豊田 日赤看護大生ら救護訓練
豊田市白山町の日本赤十字豊田看護大で19日、大規模災害に備えた救護訓練があった。日赤県支部の医師や看護師、学生ら222人が参加した。
災害発生時に救護にあたる医師や看護師の研修の一環で、非常時に円滑な救護活動ができるようにと年1回行っている。訓練は、同大の体育館を大地震発生から数日後の被災地の病院に見立て、救出された負傷者が次々と運び込まれてくるとの想定で始まった。
用意された簡易ベッド10台には頭や腕、腹部などに重軽傷を負った患者役が横たわり、医師や看護師は治療の優先順位を判断。搬入から治療までを繰り返し、非常時の救護に関する知識や技術の習得を図った。
県警や名古屋市消防局と連携して、ヘリコプターを使って患者を他の病院に搬送する訓練もあった。
学生の服部百美さん(22)は「緊迫した現場で、患者の状態を次々と判断していくのはとても難しいと分かった」と話した。(岸友里)
(2015年11月20日 中日新聞朝刊豊田版より)
災害発生時に救護にあたる医師や看護師の研修の一環で、非常時に円滑な救護活動ができるようにと年1回行っている。訓練は、同大の体育館を大地震発生から数日後の被災地の病院に見立て、救出された負傷者が次々と運び込まれてくるとの想定で始まった。
用意された簡易ベッド10台には頭や腕、腹部などに重軽傷を負った患者役が横たわり、医師や看護師は治療の優先順位を判断。搬入から治療までを繰り返し、非常時の救護に関する知識や技術の習得を図った。
県警や名古屋市消防局と連携して、ヘリコプターを使って患者を他の病院に搬送する訓練もあった。
学生の服部百美さん(22)は「緊迫した現場で、患者の状態を次々と判断していくのはとても難しいと分かった」と話した。(岸友里)
(2015年11月20日 中日新聞朝刊豊田版より)