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2015.11.11
60年人口10万人確保へ 美浜町は1万8000人目標
美浜町は、将来を見据えた「人口ビジョン」と、人口減少に対応するための5カ年計画「まち・ひと・しごと創生総合戦略」をまとめた。
ビジョンは、2010年に2万5000人余だった町人口が、対策を講じないままだと60年で1万4000人に減少すると予測した国の推計を前提にした。町外からの交流人口を増やし、合計特殊出生率を引き上げることで1万8000人にとどめることを目標に掲げた。
戦略では、年4回実施している日帰りの農水産業体験に加え、新たに空き家や遊休農地を活用した滞在型の開発に取り組む。町の観光施設「食と健康の館」を改装し、特産物の販売能力も向上させる。
町内にある日本福祉大の学生らと連携しながら、新たな商品を開発し、関心を持った学生の町内定住も目指していくという。
戦略は、昨年成立した「まち・ひと・しごと創生法」に基づき、全国の自治体が策定を進めている。美浜町は商工会や農漁業団体、大学の関係者らでつくる第3者委員会が検討した。内容は町ホームページで公開している。(沢井秀之)
(2015年11月11日 中日新聞朝刊知多版より)
ビジョンは、2010年に2万5000人余だった町人口が、対策を講じないままだと60年で1万4000人に減少すると予測した国の推計を前提にした。町外からの交流人口を増やし、合計特殊出生率を引き上げることで1万8000人にとどめることを目標に掲げた。
戦略では、年4回実施している日帰りの農水産業体験に加え、新たに空き家や遊休農地を活用した滞在型の開発に取り組む。町の観光施設「食と健康の館」を改装し、特産物の販売能力も向上させる。
町内にある日本福祉大の学生らと連携しながら、新たな商品を開発し、関心を持った学生の町内定住も目指していくという。
戦略は、昨年成立した「まち・ひと・しごと創生法」に基づき、全国の自治体が策定を進めている。美浜町は商工会や農漁業団体、大学の関係者らでつくる第3者委員会が検討した。内容は町ホームページで公開している。(沢井秀之)
(2015年11月11日 中日新聞朝刊知多版より)