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中日新聞掲載の大学記事

2009.05.20

愛知大学野球 愛院大3位確定


 愛知大学野球春季リーグ(中日新聞社後援)第7週第3日の19日、愛知県豊田市運動公園野球場で3回戦2試合があり、愛院大が名商大に3−1、東海学園大が名城大に8−3でそれぞれ勝った。昨秋覇者の愛院大は勝ち点3で3位、13季ぶりに1部に再昇格した東海学園大は勝ち点2で5位が確定し、ともにリーグ戦を終えた。

 愛院大は二回二死から連打で一、二塁とし、永嶋の右中間三塁打で2点先制。八回には一死二塁で福有が中前打を放ち、1点を加えた。永井は11奪三振で1失点に抑え、今季3勝目。

 東海学園大は同点の九回二死満塁から、橋本の左前打で勝ち越し。敵失もからめて5得点し、突き放した。田島は8四死球ながらも要所を締め、今季2度目の完投勝ち。

◇豊田(愛院大2勝1敗)
愛院大 020000010―3
名商大 001000000―1

◇同(東海学園大2勝1敗)
東海学園大 101100005―8
名城大   000030000―3


永井が初完投勝利
 最終打者をフォークで空振り三振に仕留めると、雄たけびを上げてガッツポーズ。愛院大の永井はリーグ戦初の完投勝利を挙げ、「先制してくれたおかげで、すんなりと投げられた」と喜んだ。
 これまではリリーフ中心。溝口、小川の二枚看板が調子を崩し春の終盤に先発のチャンスが回ってきた。初先発だった今週1回戦は8回を投げて1失点。この日も危なげなく最後まで投げきった。

 投手陣の立て直しは急務。「投手で試合をつくるのが愛院大野球。秋までに鍛え直す」と田中監督。先発ローテーション入りを目指す永井は「気持ちを切り替え、秋こそ優勝できるように練習する」と力を込めた。

(2009年5月20日 中日新聞朝刊スポーツ版より)

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